こんにちは。
荻窪ほんだ整骨院山内です。
最初の連休も終わり、いよいよ秋らしくなってきましたね。秋といえばスポーツです。運動会を秋にする学校も多いですね。
ということで
今回のテーマは「ふくらはぎの肉離れ」
ふくらはぎ肉離れはどのようにして起こるのでしょうか?
ふくらはぎは3つの大きい筋肉でできています。
腓腹筋内側頭
腓腹筋外側頭
ヒラメ筋
3つの筋肉の共通した働きは、足首の底屈(つま先を足裏方向に下げる)です。
『ふくらはぎの肉離れ。テニスレッグ!踏ん張る動きに要注意。』
※ご注意このページでは「ふくらはぎの肉離れ」について紹介しています。記事執筆時点での情報です。
正確な情報を記すよう努めていますが、医学的視点や見解の違い、科学の進歩により情報が変わっている可能性もあります。
ケガをした場合は、記事だけで判断せず、病院などで正しい診断を受けることをおすすめします。
ふくらはぎの肉離れが発生する理由。
特に内側頭下部の肉離れ(筋挫傷)はテニスレッグと呼ばれています。
テニスでは前後・左右へのターンと踏ん張りが多く、ふくらはぎの筋群を酷使します。
このときの踏ん張る(足首の底屈)力と走る時の勢い(慣性の力)によって、筋肉が損傷します。
ちょうど反対方向に力が加わるんですね。
もちろんテニス以外でも起こります。
バレーボール、バスケットボール、バドミントン・・・・、床面と摩擦が強いスポーツは要注意です。
また、コンタクトのあるスポーツ、サッカーやラグビーなどでは、スパイクなどが直接ぶつかることによっても肉離れは起きます。
肉離れってどんなケガ?⇒「肉離れ」は筋肉の断裂や損傷。クセになりやすい理由と再発防止。
そしてそしてもっと怖いのがアキレス腱断裂。
40代~50代になってくるともっと下の方=アキレス腱で断裂することが増えてきます。
完全に断裂すると手術をしても保存療法でもかなり長期にわたって(6か月以上)歩行も困難になります。
アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎ってどんなケガ?⇒アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎。かかと後ろ側の痛みに気を付けよう
症状は「痛み」「腫れ」「内出血」
直後はかなり強い痛みがあります。
損傷がひどいと患部がへこんでみえることもあります。
その後、腫れが出てきて、皮下出血はかなり時間が経ってからのことも多いです。
足首を底屈(つま先を下にする動き)させると激痛です。
肉離れになってしまったら・・・
テーピングや包帯などで圧迫して安静にします。
損傷程度によりますが、軽いものでは3週間ほどで競技復帰も可能です。
直後から2~3日(患部が熱をもっている間)はアイシングをして炎症と腫れをおさえておきましょう。
応急処置「RICE」ってな~に?⇒ケガをしたときの応急手当て「RICE(ライス)処置」ってな~に?
テーピングの役割と注意事項⇒テーピングの効果と注意点は?適切に貼って患部を保護しよう。
肉離れを予防しましょう!
予防にはふくらはぎの筋群の柔軟性を保っておくこと!
急激に引き延ばされても「ちぎれない」柔らかい筋肉にしておきましょう。
重要なのは。
ウォーミングアップ&ストレッチ!
スポーツ現場では肉離れなど自家筋力によるケガはウォーミングアップ不足が原因であることが多いです。
ウォーミングアップはしっかりと身体を温めることが目的です。
寒い時期や朝の早い時間は軽いジョギング程度では不十分です。少し汗ばむ程度までやりましょう。
普段からできる予防法は柔軟体操です。
日頃からストレッチをしておきたいですね。
太ももを強打!これはなんて言う?⇒大腿四頭筋の筋挫傷・・・ももかん?はまぐり?直接的な外力による損傷はチャーリーホース!
「筋肉の疲労」も原因のひとつ。
プレーに夢中になっているとなかなか気づきにくいですが、プレー時間が長くなったり、プレー強度が強かったりすると筋肉の柔軟性が失われやすく、結果的に肉離れを起こします。
スポーツ中に局所のみに張りを感じた場合は肉離れの直前です!無理な負担は避けて中断するなど対応してください。
プレーや運動の再開は、充分に筋肉の柔軟性が回復してからにしてくださいね。
筋肉は再生するときに新しく肉芽組織(にくげそしき)ができて、瘢痕化(はんこんか)してから元の組織へと生まれ変わります。
このとき、無理に引き延ばされてしまうと、周囲の組織との伸縮率(瘢痕組織は伸びにくい)の影響で、新しい組織がまた損傷してしまいます!
スポーツ選手が同じ場所を繰り返し肉離れするのは、これが原因のひとつでもあります!
ふくらはぎをケアしておくことは全身の健康にとってもいいことですよ!
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ということで、
今週はラグビーW杯の開幕もあるので、スポーツでのケガ「ふくらはぎの肉離れ」についてでした。
先週末にはマラソンのMGCも開かれ、いよいよスポーツも盛り上がっています。
どうしてもテレビや競技場での観戦後は気持ちも高ぶっていますし、自分も同じように動けると思いがち・・・。
自分の身体を過信せず、慎重に運動を楽しみたいですね。
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