手や腕に痺れをきたす疾患2

おはようございます。荻窪・ほんだ整骨院藤本です。
本日のFブログは【手の痺れをきたす疾患2】として[肘部管症候群]についてお話します。

まず肘部管とは肘の内側にある[尺骨神経]が通るトンネルで肘部管症候群はその肘部管に慢性的な圧迫や靱帯の肥大、ガングリオンが形成されることで痺れや痛みを引き起こします。

尺骨神経は主に手の小指と薬指の感覚を支配しているため、小指や薬指のしびれや症状がひどくなると小指側の筋肉が弱り真っ直ぐに伸ばせなくなる鷲手変形という特徴的な症状が見られます。

治療法は軽度のものなら安静や筋緊張を和らげる物理療法などの保存療法でも十分に完治しますが症状の進行が進んでいたり、関節や骨に過度の変形などがある場合は手術を行うこともあります。少しでも痛みやしびれがある場合はお早めにご相談ください。

 

 

次回のFブログは[手根管症候群]についてお話させていただきます( `ー´)ノ