マッチョには欠かせない!

こんにちは。ほんだ整骨院山内です。


1月も後半に入り、寒さが増したように感じますね。今週末にはセンター試験もあり、受験生の方々は頑張りどころです。

 

 

さて、今回は筋肉シリーズ第3弾『大胸筋』です。
先日、横綱稀勢の里関が引退されました。左肩のかなり強めのテーピングが貼られていましたね。報道によると大胸筋損傷だそうです。
柔道の井上康生監督も現役時代ケガしていたそうです。

大胸筋は名前の通り、胸部の前面の大きな扇形の筋肉です。プロレスラーのたくましい胸板をイメージしてもらえるとわかりやすいですね。
作用は外に開いた腕を下におろすように力を入れたり、外に開いた腕を身体に抱くような動きが主に使われます。
また、腕相撲で腕を内側に捻るようなときにも使われています。スポーツや肉体労働などでは力強い腕の動きをサポートしてくれます。

鍛えておくとかっこいい筋肉なのでトレーニングする方も多く、強靭な筋肉ですが、負荷をかけすぎるともちろん損傷します。
損傷の多くが筋肉の起始部(鎖骨や胸骨、肋骨など)、付着部(上腕骨外側)で起こるので治りが悪くなることが多いです。特にベンチプレスなどで負荷を大きくしている方は要注意です。ウォーミングアップや負荷を適切にすることでケガを防ぎましょう。

ただし!

背筋群とのバランスも気を付けてください。大胸筋が強すぎると巻き込み肩による姿勢不良を起こすことがあります。

今年も少しずつ筋肉シリーズ・骨シリーズも虫シリーズもアップしていきますのでよろしくお願いします。