こんにちは。荻窪、ほんだ整骨院の山内です。

いよいよラグビーW杯も始まり、プロ野球は優勝も決まりました。

季節はもう秋!
運動会の季節ですね。この時期に必ず増えるのが子どもさんの足の痛みです。

多くが運動会の練習などで、急激に強い運動をしたことによる筋肉や関節の痛みで安静にすることで軽快することが多いのですが
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☆中には骨端症といって骨の成長途中に起こる痛みもあります。

小児の骨には成長するために骨端線といって、骨幹部の硬い部分と先端の軟骨部分(骨端軟骨)を分ける線があります。
そして、さらに先には骨端核という縦方向への成長をさせる中心部分があります。
10代後半までにこの骨端核をケガなどで傷つけてしまうと・・・・・
成長障害
を起こしてしまうことがあるので要注意です。

☆骨端軟骨の障害は発見者の名前がついています。
かかと付近を痛がったり、つま先立ちで歩いている
→セーバー病
足首土踏まず付近の骨端症(舟状骨)
→第1ケーラー病
足裏人差し指(第2趾)の付け根
→第2ケーラー(フライバーグ)病
大腿骨骨頭、股関節付近
→ペルテス病
(膝や太ももに痛みを訴える場合もあり、要注意です!)
膝のすぐ下、前側
→オズグッドシュラッター病
今回はそれぞれの詳しい解説は避けますが、学校の先生や保護者の方は頭の片隅に入れて置いてほしいです。
お子さんが痛がる場合は軽視せずに専門家の判断を仰ぐようにしてくださいね。
☆腫れていたり熱をもっている場合は。
ビニール袋に入れた氷で10分~15分くらい冷やすのを2時間に1回続けてください。
炎症を早く鎮めること、損傷範囲を減らすことが治癒期間を短くします。

☆お父さん・お母さんたち大人もケガに注意!
学校によっては保護者参加の種目や最近ではあまり聞かなくなりましたが職場での運動会でケガをする方もみられます。
運動会というとやっぱり張り切ってしまうものですよね。
普段ほとんど運動をしていない方は要注意です。
参加する予定がある方は1週間くらい前から身体を動かし始めたいところです。
直前の準備運動もしっかり行ってくださいね。

ということで今回は、
運動会でケガする方が多いのでお気をつけください。
というお話でした。
子どもの骨の特徴は?⇒子供の骨の特徴。大人とどんなところが違う?