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鎖骨の骨折。転倒して腕を衝いた!若い人も高齢者にも多いケガ。

こんにちは。ほんだ整骨院山内です。

9月ももう2週目ですね。いよいよ日本で開催されるラグビーW杯も近づいてきました。
当院にもラグビー少年たちがケガをして来院していますので、ぜひ日本にはがんばってほしいです。

さてさて、今回のお話は「痛ーい」お話。

『鎖骨骨折』です。

鎖骨についてはこちらの記事も参考にどうぞ!⇒鎖骨ってどこの骨?ウサギにあって、ライオンにはない骨!

鎖骨骨折は?

老若男女、どの世代でも結構多い骨折です。
子どもや若い世代ではスポーツで、高齢者では転倒することで骨折します。

この骨折は鎖骨に直接的に物が当たって骨が損傷して発生することもありますが、それよりも多いのが転倒して手をついた衝撃が骨を伝わって鎖骨を損傷させることの方が多いです。

鎖骨は肩甲骨を介して上腕骨とつながっていて、多くが側方に転倒した際に衝撃が伝わります。
鎖骨はS字状になっているため多くの骨折がこのカーブの部分で起こります。

ついた手が少し前方になると肩甲骨と鎖骨の接続部分(肩鎖関節)が脱臼したりもします。肩関節の少し上(首に近い方)が反対に比べてポコンと飛び出していたら脱臼の恐れがあります。

鎖骨骨折は痛いです。

なぜかというと・・・・・・・・・・

鎖骨は肋骨とともに「胸郭」というのを形成しています。
胸郭は呼吸で動いています。
さらに、
鎖骨には胸鎖乳突筋という筋肉が付着しています。
そして、さらにさらに、
鎖骨の外寄りには腕の筋肉が付着しています。

ということで・・・・・・
鎖骨が骨折していると、息をしているだけでも痛いんです!
腕を動かしたり、寝返りでも痛いんです!

しかも、
大胸筋という大きい筋肉は腕を身体にひきつける作用をもっているので、つっかえ棒の役割をしていた鎖骨が折れると、骨折端が転位(ズレる!)しやすい特徴があるんです。

実際に、現場で仕事をしていると、
ズレたまま骨癒合してしまっている方も多々見受けられます。

特徴

〇呼吸で痛い!

〇ズレて骨癒合しやすい!(変形治癒になりやすい!)

〇固定が難しい!

「変形治癒しても日常生活で機能障害を残さないことが多い」と学校では教わりますが・・・・・・

後々、肩関節の可動域制限を残したり、頚部の筋緊張を残したり・・・。日常生活動作では、支障はなくとも、痛みや動きの悪さに苦労することも多いです!

治療と予後!

骨癒合までの期間は4~5週ですが、痛みや肩関節の可動域制限は2~3か月くらい残ります。
変形治癒を確実に防ぐために手術による内固定(鋼線で留める)も選択されることも多いです。

鎖骨のすぐ下には、大きい動脈・静脈、腕へいく神経、そして胸膜(肺を包む)があります。それらが傷つくと大問題です。
スポーツをしていた方の中には武勇伝のように
「鎖骨を折ってもプレーしてた」なんていう方もいますが、それは大変危険なことです!絶対にしてはいけないし、させてもいけません。

ということで、
今回は鎖骨骨折を熱く語りましたが、次回のYブログは「ヒラタクワガタの産卵成功(喜)」です。

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