子どもの土踏まずの痛み。第1ケーラー病

こんにちは。荻窪、ほんだ整骨院の山内です。


もう9月も終わり。あしたから10月になりますね。
南の海上ではまた台風が発生したそうです。被害がなければいいのですが・・・。


さてさて、今回は足の骨端症シリーズ第2弾。
『第1ケーラー病』でっす!

まぁ、たいていの方は聞いたことがないですよね。

 

これは、「骨端症」といって、子どもの骨の病気(障害)で成長軟骨というやわらかい軟骨組織からできていることで起きます。

そして、
『第1ケーラー病』というのは、足の内側。かかとの骨の前方にある”舟状骨”部分に痛みが出ます。
幼児(3歳から5歳くらい)の子に多いといわれています。

原因ははっきりと分かっているわけではありませんが、舟状骨にくっつく後脛骨筋の引っ張り&内側縦アーチの問題が強いように思います。

〇後脛骨筋は外脛骨(骨シリーズ)の記事でもお話しましたが、舟状骨に付きます。

〇内側縦アーチとは足部の土踏まずの高さです。

走ったり、跳んだりすることで体重や衝撃が繰り返し加わることで、この後脛骨筋に強い負荷がかかります。また内側縦アーチもたわみます。
ハイアーチ(縦アーチが強い)のお子さんに多いのはこれが原因です。

これらの原因によって小児の成長軟骨が炎症、変形を起こします。とくにこの舟状骨の部分は血流が乏しいために起こりやすいといわれています。

第1ケーラー病の治療は?

治療は腫れていたり、熱をもっている場合はアイシングを行います。
足裏の外側を使って歩行するように指導をしますが、痛みが強い場合は装具や杖などで免荷(体重を患部にかけないようにする)をします。
ただし、患者さんが幼児なので、あまり強い固定は成長が心配なので、ほとんどしません。


第1ケーラー病の予後

予後は良好です。多少変形があっても子どもの骨はきれいに成形されて、戻ることが多いです。
痛み自体も安静にすることで緩解しやすいです。

 


年齢がまだ3歳や4歳のお子さんだと痛みの内容を大人に伝えるのが難しいものです。
画像診断が有効ですので整形外科を受診しましょう。