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ストレートネック。しくみと対処法について

こんにちは。ほんだ整骨院、山内です。

12月に入って、急に真冬の気候になったり、18℃になったり、不安定な気候が続いていますね。

また、それに伴って朝晩の気温差も通年以上に大きいです。気温差の変動は自律神経、とくに交感神経を刺激します。

交感神経の高まりは筋肉の緊張を高めるため、身体が就寝中や休息中も弛緩せず、血流がかなり悪くなってしまいます。

そこで起こるのが肩こりや腰痛です。

ということで、

今回は

『ストレートネック。しくみと対処法について』

です。

ストレートネック

以前にもFブログで詳しく説明されていますね。

ストレートネックの原因と症状

ストレートネックの予防と改善

こちらも参考にしてくださいね。

 

頭の重さは個人差はありますが体重の10%、片腕の重さは体重の6%あります。
体重60㎏の方で頭、腕合わせると13㎏以上。


首は頭を支えているのは分かりやすいですよね。
実は両腕の重みも首にかかっているのです。

腕と体幹をつなげているのは肩甲骨。
肩甲骨は可動性を保つために背中側で肋骨を滑るように動かせます。
肩甲骨が骨同士でしっかりつながっているのは鎖骨。

鎖骨は胸鎖乳突筋で頭蓋骨とつながっていて、肩甲骨は僧帽筋や肩甲挙筋で頚椎で吊られているような状態です。

このような仕組みの身体で、パソコンやスマホを見る姿勢をとると(頭、背中は前傾、両腕を前に出す姿勢)・・・・・・

頭部は前かがみになり、それにつられて頚椎も前方に引き出されます。

こうなると頚椎だけでは重い頭と重い両腕を支えられず、頚部周りの筋肉を総動員して支えます。

筋肉は強い負荷を長時間にわたって強いられると、やっぱり疲れ果ててしまいます。
頚部の深いところには「星状神経節」という交感神経が集まるところがあります。

首周りの筋肉が緊張して血流が悪くなるとその星状神経節にも影響が出て、交感神経が不安定になります。

交感神経が不安定になると頭痛やめまい、吐き気、眠れないなどさまざまな症状を引き起こすのです。

怖いですね~。
この自律神経の症状は、ケガなどとはまた違うツラさがあります。

対処法

まずは頚椎&頚部まわりの筋肉の負担を和らげること!
強引な矯正や力任せのマッサージは危険です。

なるべく頭の重みと腕の重みを首にかからない姿勢をとることが重要です。

ご自宅でスマートフォンやパソコンをするときには、ハイバックチェア(背もたれの高いイス)やアームレスト(ひじ掛け)を使いましょう。

ハイバックチェアがないときは、あごをひき、頭の重心が頚椎にのっかるようにします。
背中はできるだけ背もたれによりかかりましょう。
イメージは偉そうな格好。

私の理想のオフィス風景は、デスクワークの方々がハイバックチェアに寄りかかって仕事をする光景です。
そして、ひじ掛けでマウスが操作できるようになっていて、モニタは可動式で顔の前にくるようにできる・・・。

身体の負担を減らして、仕事の効率も上げる。
素晴らしいことです。
最近はゲームを長時間する人用に開発されたチェアも発売されています。
値段もそれほど高くないものもありますので、ストレートネックで悩むあなたや腰痛に苦しめられているあの人に、
いかがですか?

最後に。

なんとなくテレビショッピング風になってしまいましたが、ストレートネックを撃退するのに、頭の重みと腕の重みをいなすことがいちばん大事なんです。

頚椎のおさまりがいいのは、側面から見て、耳の穴が肩関節の中心にくる(きちんと胸を張った状態で)ぐらい、といわれています。

パソコンやスマートフォンを見ている時に思い出したら、姿勢を意識してみてくださいね。