太ももの筋肉が腰痛の原因に?

おはようございます!荻窪・ほんだ整骨院藤本です。
本日のFブログは【太ももの筋肉が腰痛の原因に?】についてです。
現代病の代表格の腰痛ですが腰部の筋肉だけの問題ではないのです。
今日は腰痛にも大きな影響がある太ももの筋肉について少しお話したいと思います。

1.なぜ太ももの筋肉が腰痛を引き起こすのか?

youtsu_manまず、筋肉というのは基本的に1つの関節を跨いで付いています。太ももの筋肉が跨ぐ関節は主に【股関節】です。
股関節は骨盤にある寛骨(寛骨臼)と大腿骨(骨頭)が構成する関節です。
その関節を跨いでいる太ももの筋肉は骨盤の動きに大きく影響してきます。骨盤の位置や動きが制限されると腰への負担が大きくなり腰痛を引き起こします。

 

2.予防について

stretch_man人は生活する中で無意識に重心が左右片方に偏ったり足を組んだりしています。
左右の筋肉のハリや筋肉量が違うと骨盤に歪みを引き起こしてしまいます。ですのでできるだけ意識的に左右差を無くすことも重要です。
自宅でもしっかりとストレッチなどを行いケアしていく必要があります。

3.代表的な太ももの筋肉

大腿四頭筋

大腿四頭筋は『四頭』とつくその名の通り【大腿直筋】【中間広筋】【内側広筋】【外側広筋】の4つから構成され太ももの前面についています。

ハムストリング

ハムストリングは太ももの後面にある筋肉で大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の3つを合わせた総称です。

縫工筋

上記の2つの筋肉はみなさんも聞いたことのある筋肉だと思います。上記の2つが太ももの代表的な筋肉ですが、それ以外にも大きい力を発揮する筋肉があります。
それが縫工筋です。この【縫工筋】実は人体の筋肉の中で最長の筋肉なんです!!その分力も大きく、様々な関節運動に関与しますので腰痛とも深く関係してきます。

いかがでしょうか。
太ももの筋肉がもたらす腰痛への影響は決して少なくありません。腰痛だからと言って腰部だけに目を向けるのではなく太ももの筋肉も少し意識をしてストレッチやトレーニングしていくと今までよくならなかった腰痛の症状にも改善がみられるかもしれませんよ(*‘ω‘ *)

では本日も元気に診療開始です!!