タグ別アーカイブ: 足

成長痛

こんにちは。荻窪ほんだ整骨院の山内です。
すっかり気候も秋らしくなってきましたね。
今回は『成長痛』についてのお話です。
成長痛では3歳ごろから9歳ごろの子どもが夜間に強い痛みを生じますが(短時間のことが多い)、翌朝には痛みが消失しており、医療機関での検査でも異常がみつからないことがほとんどです。
痛みがでるのは膝周辺や大腿部、ふくらはぎや鼠径部など下肢が多いです。
成長途中のやわらかい骨や筋肉に遊びや運動などによって負荷がかかり、痛みとして認識されるのが病態ではないかといわれています。
基本的に成長痛では骨や軟部組織の損傷や変化はみられないため、さすってあげたり、温めてあげたりしてその場を落ち着かせてあげてください。器質的に問題がないといっても本人にとっては泣くほど痛みと不安を感じているので、大人がしっかり対処してくださいね。

 

ただ気を付けてほしいことがあります。
翌日まで痛みや歩行障害が残っていたり、腫れや熱をもっているなど炎症の兆候がみられたら、医療機関を受診してください。
子どもの下肢の疾患でペルテス病(股関節)やオズグッドシュラッター病(膝下)、セーバー病(かかと)などの疾患の可能性やシンスプリントなどのスポーツ障害なども考えられますので専門家に見てもらうことも重要です。

栄光の架け橋 其の2

こんにちは!山内です。

先週は土踏まずの役割について書きました。
今回は足裏のアーチがつぶれたときの影響について考えていきたいと思います。
まずよく言われるのがバネの役割が少なくなるので、衝撃が吸収しにくくなり、歩行やランニングで疲労がたまりやすく、かかとの骨が内側に倒れがちになります。衝撃吸収の力が弱くなると疲れやすくなったり、膝や股関節、腰などに大きな負担がかかったりします。
また、足裏のバランス感覚にも影響を与え、片足時にふらついたり、転びやすくなったりもします。
足根骨のアライメントが崩れることで開帳足(足部の横アーチが消失する)や外反母趾(足の親指の変形)、足底筋膜炎(土踏まずからかかとの辺りが痛む)、モートン病(中指。薬指の痛み)などを引き起こすことがあり、身体全体のバランスにも大きく影響します。

扁平足を予防・改善するためには足裏の筋肉を使うようにすることが重要です。

タオルを足指で引き寄せる運動をする
裸足で生活する
足の指を使って歩く
テーピング・インソールを使う

足の指を浮かせて歩いて歩く浮指歩行をして歩いてしまっている方も多く、足裏の筋肉を意識して使うこと、そして下腿まわりの柔軟性を保つことで足部にかかる荷重のバランスを整えましょう。
すでに扁平足の方もほんの少しずつでも改善していきましょう。

 

栄光のアーチ  つちふまずその1

こんにちは。ほんだ整骨院山内です。
もうすぐ8月も終わりですね。みなさんは夏休みはとれましたか?

私は福井でミヤマクワガタ2匹とコクワガタを手に入れ、飼育箱がまた3つも増えてしまいました。。。
さてさて、みなさんはご自分の足の形よく見たことがありますか?

ほぼ同じ数の骨でできているはずなのに人の足ってずいぶん変わるんですね。偏平足や外反母趾、指の長さや形、甲の高さなど人によって千差万別です。
人の足部は足根骨と指の骨が靱帯で結ばれて親指側と小指側にアーチを作っていて、よく土踏まずといわれます。この土踏まずには立位や歩行などの際に役割があります。
 まずよく言われるのが衝撃吸収のためのクッション作用です。また吸収した衝撃と自分の動く力を推進力に替えるバネ作用片足時にバランスをとる作用などがあり、私たちの運動能力の向上に役立っています。
長期間の立位仕事や履いている靴、体重をかけるときの癖などによって足根骨同士の連結が崩れることでアーチが消失してくることがあります。
次回はアーチが消失した偏平足による身体への影響を考えてみたいと思います。
つづく
今週は高円寺で阿波踊りですね~。

足底中足骨頭痛

こんにちは。荻窪教会通りほんだ整骨院の山内です。
今日、患者さんにカブトムシをいただきました!妻に内緒で家に持ち帰ろうと思います。( ´艸`)
さてさて、足の裏の指の付け根が痛いという記事(種子骨障害)を以前に書きました。今回は親指以外の足裏指のつけ根のお話です。

『中足骨頭痛』


足裏の中指・人差し指つけ根の痛みです。
足指が足の甲側に反りかえっている方や足の横アーチが消失している方がなりやすく、たくさん歩行することで悪化します。
足の横アーチが消失している足を開帳足と呼びますが、そうなると歩行時、体重が前足部にかかると人差し指・中指の中足骨頭に集中します。
また、ハイヒールや柔軟性のない靴底などでも中足骨頭に大きな負荷がかかり、それが繰り返されることで痛みが生じます。
足裏の中指・人差し指の中足部にタコやウオノメなどがある方は要注意です。また、開帳足はモートン病なども引き起こしかねないので足部にテーピングやインソール・パッドなどで横アーチを支えてあげることが大切です。
足部の不調は、腰や膝、股関節の不調を招きます。しっかり予防や治療をして元気に生活したいですね。
テーピングやインソールなどのご相談もお気軽にしてくださいね。

足首捻挫リハビリの方法 その2

こんにちは。山内です。
前回(『足首捻挫後のリハビリ』)の続きです。

①温熱療法
足首の関節だけでなく足指・下腿の筋肉もしっかり温めて動きやすくしておくと痛みが少なくリハビリを行うことができます。

②電気療法
関節の組織を緩めること、周囲の筋肉の柔軟性を高めます。

③ストレッチ
足の指から始めて、足首・下腿部へと自分で痛みの出現しないギリギリの範囲でストレッチしていきましょう。
その後、ご自分の手や施術者によって他動的に少しずつあらゆる方向に伸ばしていきます。目標はケガしていない足と同じ可動域を取り戻すことです。

③荷重訓練
最初はかかとから、だんだんと指先の方に向かって徐々に体重をかけられるようにしていきます。
つま先の方まで体重が乗るようになったら、つま先を上げてみたり、かかとを上げてみたりしましょう。
そしていよいよ片足立ち訓練です。最初は短時間しかできないかもしれませんが、靱帯の位置覚が回復することで安定してきます。

注意!
足首捻挫でのリハビリは固定による拘縮の除去を伴うものなので、痛みや腫れ、熱感などが多少は出ることがあります。

ただ、それがあまり強いものだったり、何日も続くようであればリハビリの強度が強すぎる可能性がありますので専門家に相談してくださいね。

しっかりリハビリをして、捻挫の習慣性を防ぎ、パフォーマンス低下を抑えましょう。

足首捻挫後のリハビリ~

こんにちは。荻窪ほんだ整骨院のひさしぶりの山内です。
最近、春の運動会が近づいてくるにつれて、練習などでケガをする方が増えています。特に今年は足首を捻挫する方が多いですね。
そこで今回は『足首捻挫後のリハビリ』について書きたいと思います。捻挫時の応急処置、治療方法については過去の記事をご参考くださいね。

足首捻挫のリハビリは可動域・バランス感覚を取り戻すことと固定期間に減った筋力を回復することです。

足首の捻挫は外くるぶし周囲の靱帯損傷のことが多いのですが、捻る方向によって損傷する靱帯の場所が変わります。
損傷後、しっかりした固定を充分な期間行うことで関節が緩くならずに靱帯が修復されます。
ただ、その固定している期間、損傷した組織と周囲の組織が「癒着」して関節の可動域を制限してしまいます。この固定による関節可動域の制限をとることがリハビリの目的となります。
また、関節には位置覚といって関節がどれくらい曲がっているかを感じる機能があります。捻挫によって靱帯が損傷するとその位置覚の感度が悪くなり、バランス感覚が悪くなります。その感覚を取り戻すことがリハビリのもうひとつの目的です。
次回『その2 足首捻挫リハビリの方法』に続く

膝の裏のふくらみ

こんにちは。荻窪ほんだ整骨院の山内です。もうすぐゴールデンウィークですね。

みなさんの中に膝裏にボコッとしたふくらみがある方はいらっしゃいませんか?
今回は『ベーカーのう腫』についてです。

あまり聞きなれない病名かもしれませんが、実はたまに見かける疾患です。その中には患者さんご本人も気づかれていないこともあります。というのも、本人も見えにくい膝の裏側であること、痛みや違和感を伴わないことも多いためです。
ベーカー嚢腫(のうしゅ)は膝関節の関節液が膝の関節包と後ろ側でつながっている滑液包に貯留して、腫瘤となったものです。ベーカー嚢腫自体は強い痛みが出ることは少ないですが、関節液が増加するなんらかの要因があります。以前に膝関節内の損傷(靱帯や半月板損傷など)を起こしたり、関節炎などの疾患があると一時的に関節液が増加します。その後、関節腔の余剰な関節液が吸収されますが、滑液包内に残留するとそれがベーカー嚢腫となります。
痛みや違和感がない場合は基本的に保存的に治療しますが、関節炎の原因があればそちらを治療します。また痛みや違和感が強い場合は穿刺(注射で抜く)するか、外科的に切除することもあります。
そして予防するためには、膝関節の炎症を防ぎ、負担を軽くすることです。負荷増加に伴う摩擦は関節液を過剰に生成する原因になります。
膝関節への負荷のかかり方は地面への足の衝き方(足首や足部のバランス)を良くすることでうまく分散させられます。
テーピングや運動、日常のちょっとした注意などですこしずつ改善できますのでご相談くださいね。
ちなみに今回のゴールデンウィークは盛岡城・青葉城へ遠征してきまっす。

足の痛みと身体のゆがみ!

こんにちは。杉並区天沼のほんだ整骨院、山内です。
最近勢いを増しているFブログに負けないように更新頑張りたいと思います。
外反母趾、内反小趾、種子骨障害、モートン病、中足骨頭痛、アキレス腱炎(周囲炎)、足底筋膜炎(有痛性踵骨棘)、中足骨疲労骨折など足部(足首からつま先)の疾患で悩む方は多いですね。
今日はその原因について考えてみたいと思います。

本来は足の縦アーチ(土踏まずの高さ)と横アーチ(母趾から小趾にかけてのアーチ)による衝撃の吸収と力の伝達によって効率よく二足歩行しています。しかし、捻挫の繰り返しや荷重や年齢による変形により、足根骨同士の連結が崩れるとさまざまな痛みや障害を生じます。
『足』部分(足首からつま先までの部分)に痛みや障害が出ることによって、体重のかかり方、歩行時の足の衝撃などが足首・膝・股関節・腰・背骨・首へと伝わることで各部の痛みや歪みを生じ、さらに周囲の筋肉や関節に波及していきます。
つまり、足部の変形や障害によって足根骨の正しい配列が崩れたまま歩行することで脚部や骨盤が歪んでいき、それが脊椎、頭蓋骨へと伝播して、身体の各所の症状を引き起こすのです。
なかなか治らない腰痛や首の痛みも患部だけを治療するのではなく、全体をみていくことで原因をみつけて対策していくことが大切ですね。

足裏親指つけ根が痛い!

こんにちは、荻窪教会通りほんだ整骨院の山内です。
まだ寒い日が続いていますが、だんだんと春が近づいている気配は感じますね。
ところで今週月曜日、皆様のおかげで開業14周年を無事に迎えることができました。この場を借りてお礼申し上げます。
さて、この間、柔道をしている小学生が足裏の親指付け根部分の痛みを訴えて来院されました。そこで今回は『種子骨障害』についてのお話です。
 種子骨障害は、種子骨周囲の軟部組織の炎症や種子骨自体の骨折、ひどくなると骨壊死を起こすことがあります。
種子骨は足の裏、親指の付け根にある小さな骨で腱と中足骨がこすれるのを防いでいます。歩行時、走行時など片足でつま先立ちになったときに強く体重がかかる部分です。
硬い地面で運動や足の前部に体重をかけることが多いスポーツでなることが多く、親指側に体重をかけると強く痛みます。反対側の足と比べると腫れによって分厚く見えます。
臨床ではスポーツをしている学生さんに多くみられる印象ですが、母趾種子骨に衝撃や負荷が重なれば誰にでも起こりえます。
治療は基本的に安静が第一ですが、種子骨に荷重がかからないように靴のインソールをくりぬいたり、母趾にテーピングを施すことによって免荷することも効果的です。
放置して運動し続けてもなかなか治りにくい障害ですのでしっかり治しておきたいですね。

まさかの食器棚 episode②

こんにちは。荻窪ほんだ整骨院の山内です。
まだしばらくは寒い日が続きそうですね。
music_Debussyドビュッシー
足指を強くぶつけたり、物を落としたりした場合、骨の損傷に関わらず強い痛み、腫れ、内出血などが起こります。骨損傷があるかどうかは自分では判断がつきにくいのでできるだけ専門家に診せることが大切です。腫れによって指の変形が分かりにくかったり、固定せずに放置して長期間経ってしまうと骨癒合せずに治ってしまうこともあるからです。
hone_kossetsu
レントゲンの結果、嫁は足の小指内側に骨折線があり骨折していました。不幸中の幸いで転位(ズレ)はほとんどなかったので、足をひきずりながらも歩くことができました。
固定は隣の指を副子代わりに使い、テーピングで固定します。(転移が大きいときはギプスで固定したり、副木を使うこともあります。もちろん手術でピンなどを使うことも…。)
治療は骨折部を固定して安静にすること。足の指は手と比べて血流に乏しく、歩行などで負担がかかりやすいため骨癒合の期間が長くかかります。骨折の状態にもよりますが、4週間くらいかかることが多いです。
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さてさて、嫁の経過ですが、後日隣の指(薬指)も痛いということで再度レントゲン診断の結果、こちらも骨折していることが判明しましたとさ。
さすが、凶運の持ち主!
まさかの食器棚で多発骨折のお話でした。
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